言葉の海へ
今日は台風9号が太平洋沖にあって憂鬱な空気が街に漂っている
いつだって私たちは一緒だった
なぜか雨の日はあなたのことを思い出すし
今でも私はあなたの匂いや仕草、口癖も覚えている
何をしたら強くなれるだろう
教えてほしい
一人でこれから生きていく方法
あなたの魂が抜けてしまった私の体を雨の中に差し出して
かつて駅だった場所へ向かう
鈍色の傘で
Posted by:
イシグロサト
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